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英数理2 大学の特徴8

今回は「滋賀医科大学」「大阪大学」です。

 

まず1つ目の「滋賀医科大学」からいきましょう。2次試験の配点は英語200点、数学200点、理科200点で面接は点数化されません。面接は討論面接です。2、3人の受験生に対して面接官が1、2名つきます。

 

英語は長文読解が2題、英作文が1題出題されます。英作は100字程度と長めです。長文は医療系のテーマが出題されやすいので、いくつか読んでおく必要がある。

 

数学は3題から4題出題されます。特徴としては長い計算問題が多く慣れていないと間違えてしまうので対策は必須です。

 

理科ですが、物理は難問です。3題出題され力学と電磁気は必ず出題されていますので苦手意識がある方は早めに潰しておきましょう。

化学は物理や生物に比べるとまだ解きやすいですが計算問題が少なく論述問題が多いです。

生物はヒトもしくは動物を扱った問題で、論述が多いですね。

 

2つ目「大阪大学」です。2次試験の配点は英語200、数学200、理科200点で面接は点数化されません。

英語は90分で長文読解、和訳、英作と出題されます。京大と和訳、英作が似ていますので京大の過去問も参考になります。

数学は150分で5題出題されます。確率、微分積分、ベクトル、数列が毎年出題されていて証明問題も頻出しています。医学部医学科であれば7〜8割はは得点したいですね。

理科ですが物理は力学と電磁気が頻出分野です。最近は解きやすくなってきていますので7〜8割は必須です。

化学は高分子が毎年出題されています。論述もありますので練習が大事です。

生物は昔ほど難易度は高くありません。昔は生物選択は不利と言われていましたが最近は解きやすくなりました。簡単ではありませんが…

面接は普通の面接ですので、受け応えがしっかりできていれば大丈夫です。

 

以上!ではまた次回に。

英数理2 大学の特徴7

英数理2の大学今回は「浜松医科大学」と「三重大学」を書きたいと思います。

 

まず1つ目「浜松医科大学」ですが2019年度入試から配点が変更しています。

2次試験の配点は英語200、数学200点、理科200点、面接100点です。調査書も入ります。

配点が変更したことによって2次試験で逆転を狙う受験生が増えて2019年度入試は志望者が増えました。

 

英語は長文2〜3題と英作文が1題です。長文は社会系と医療系の内容が出題されています。

数学は大問3〜4題で90分です。証明問題がよく出題されています。2017年度は複素数も出題されています。問題文が医療系の問題文になっていることもあります。過去問をしっかり見ておきましょう。

理科は英語、数学に比べたら標準レベルの問題ですが、幅広く出題されています。苦手分野を潰すことが重要ですね。化学は問題文が長いので読み落としや読み間違いには注意してください。

 

2つ目「三重大学」です。2次試験の配点は、英語200点、数学200点、理科200点、面接100点です。問題レベルは国公立大学医学部の中で1番易しい問題だと思います。そのため、2次試験の得点率も8割以上は取らないと合格は厳しいですね。

 

英語は80分で大問3題です。読みやすい文章なので、得点源にしないといけません。国公立大学では数少ない英作文が出題されない大学です。

数学は120分で大問4題です。そのうち1題は数Ⅲから出題されます。微分積分が毎年出題しています。最低でも8割は得点したいですね。

理科は2科目で150分です。基礎的な問題が多いので理科も8割は必須です。

難問が苦手な人には三重大学はオススメですが、合格者の得点率が高いです。また、三重大学は名古屋地区と関西地区からすごく近く、狙われやすいので地方大学医学部だと思っていると痛い目にあいますので気をつけてください。

 

以上!ではまた次回に。

英数理2 大学の特徴6

今回は「信州大学」と「岐阜大学」を書いていきます。

 

1つ目「信州大学」です。10年ぐらい前から迷走してやっと落ち着いてきました。昔は超センター重視の配点で2次試験も数学150点だけでした。

今は英語150点、数学150点、理科150点、面接150点でセンター450:2次600の2次重視の配点になっています。

英語ですが、長文読解4題です。小問の中に英作文なども入ってきます。いたって語彙レベルも標準レベルの問題なので取りこぼしは命とりです。

数学もいたって標準で差がつきにくいです。

理科も標準レベルです。

面接は集団面接で1人当たりの質問も3、4個ぐらいですのでそこまで深くは聞かれませんね。

 

2つ目「岐阜大学」です。2次試験の配点は英語400点、数学400点、理科400点、面接は点数化されません。岐阜大学の前期は定員は32名と奈良県立医科についでに2番目に少ないです。

面接は討論面接ですが、発言ができれば問題はありません。

英語は標準レベルです。長文読解が2題、語法文法が1題ですが、ここ数年で変化していますので、注意が必要です。長文の量が多めですので時間には気をつけてください。

数学は120分で大問5題です。小問集合はありません。証明問題は頻出ですね。数学は8割は欲しいです。最低でも大問3つは完答が望ましいです。

理科ですが、物理は大問3つで構成されていて多いときは3題とも論述問題のときもあります。化学は大問4題です。満遍なく出題されていて物理や生物に比べると標準レベルです。化学で点数を落とすと致命的になりますのでケアレスミスは最低限におさめてください。

生物は実験考察問題が出題されて記述量も多いです。

以上!ではまた次回に。

英数理2 大学の特徴5

今回は「金沢大学」と「福井大学」です。

まずは1つ目「金沢大学」です。後期の話を最初に書きます。後期は他学部と同じ一括募集です。この枠で入れば1名だけ医学部医学科に進学できます。大学に入っても1年間受験が続くみたいな感じですね。特殊な後期です。

では、2次試験の配点から英語200点、数学200点、理科200点、面接100点です。

理科は物理が必須なので生物選択者は受験できません。

英語は2016年度入試から英問英答になっています。長文2題、自由英作1題で90分です。英問英答に慣れてないと時間が足りません。

 

数学は120分で4題と時間的には余裕がある。1題毎年難問があるのでそこに時間をかけれるようにしないと最後までいけない。また、過去に小問がない問題も出題されているので注意が必要です。

 

理科は2科目で120分。物理も化学も満遍なく出題されています。化学は20字から100字の化学現象の記述が出題されるので論述の練習は必要ですね。

 

2つ目「福井大学」です。ここは2段階選抜(足切り)が厳しくなってからは少し狙いにくくなりました。

2次試験の配点は英語200点、数学200点、理科200点、面接100点です。全体的にそれなりの難問が揃っています。

英語は長文3題に自由英作です。長文は穴うめ問題も多く比較的取りやすいです。自由英作は20字から70字程度です。

 

数学は毎年微積とベクトルが出題されます。結構癖のある問題も多いので過去問研究は大事です。

 

理科ですが、昔は物理選択有利でしたが最近は物理が難問が多く、生物は昔に比べると少し易しくなってきました。理科はある程度化学で落とさず取らないと厳しいですね。

 

以上!ではまた次回に。

英数理2 大学の特徴4

今回は「新潟大学」と「富山大学」です。

 

まず1つ目「新潟大学」です。2019年度入試から配点が2次重視の配点に変わりましたね。

個別試験の配点は英語400点、数学400、理科400点、面接は点数化されません。

 

配点は変わりましたが問題傾向は変わっていません。どの科目も標準レベルで医学部医学科であれば8割近くは2次試験で欲しいところです。

ケアレスミスが合否を分けます。2次重視の配点に変わりましたが、問題レベルを考えると

「センター失敗→逆転狙って新潟大学医学部」は現実的ではありませんね。

 

2つ目「富山大学」です。2次試験の配点は英語200点、数学300点、理科200点、面接100点です。

ここ3年倍率は下がっています。正確には戻ったといのが正解です。北陸新幹線の開通で関東からの受験生が増えたのが要因でした。しかし、関東の医学部志望書が減少して倍率も戻ってきました。

 

問題の特徴としては、英語の自由英作文で300字と他大学ではあまり見ない量の字数の問題が出題されます。できれば名古屋市立大学などの英作の過去問をやると対策になります。

 

数学は数Ⅲからの出題が多く計算力が問われます。問題は標準レベルでありますが、数Ⅲが苦手な方は早くから対策をしたいところです。

 

理科は比較的物理がやや難のレベルですね。

面接は討論も入ってきますので的を得た発言、周りの意見を聞いた上での発言をできるように練習しましょう。医療ネタではなく、その場で発言できるようなものです。

2018年は「高齢ドライバーの事故を防ぐためにはどうすれば良いか?」等です。

面接は集団面接ですので「他の人と同じです」みたいな発言をしないようにたとえ同じであっても自分のオリジナルの言葉で答えましょう!

 

以上!ではまた次回に!

 

英数理2 大学の特徴3

今回は「千葉大学」と「東京医科歯科大学」について書いていきたいと思います。

 

まず1つ目「千葉大学」です。2次試験の配点は英語300点、数学300点、理科300点、面接100点です。関東では人気の国公立大学で受験生レベルも高いです。

 

英語は読解2題に英作が1題の出題です。毎年ではないですが読解の長文が本当に長い時がありますので、長い長文は必ず過去問で時間配分を決めておいてください。時間内に終わらない可能性もありますので。内容は難しくないですが、読むスピードを意識してください。

 

数学は微分積分が毎年出題されている。標準レベルの問題もあるが難問も毎年出題されているので、油断は禁物です。

 

理科は基礎問題から標準レベルがほとんどなので基礎知識の漏れがないように対策する必要がある。

 

 

2つ目「東京医科歯科大学」ですね。2次試験の配点は英語120点、数学120点、理科120点、面接は点数化されません。

東京医科歯科大学」の問題は難問です。全体で5割超えを目指しましょう。

 

英語は1500字程度の長文が1題出題される時間は90分で内容は医学、生物学が多いです。400字ほどの要約も出題されるので対策は必須。類似過去問としては一橋大学の英語で要約を練習するのもありです。

 

数学は時間は90分で大問が3題です。

誘導があるので、出題意図をしっかり読み取り解答しないといけない。2題は完答しないと厳しい。

 

理科は2科目で120分です。

物理は大問2題で力学がよく出題されます。

化学は大問3題で知識問題から応用問題まで幅広く出題されます。

生物は大問4題で簡単な知識問題もありますが難問が多いです。

 

以上!ではまた次回に。

英数理2 大学の特徴2

今回は「東北大学」と「筑波大学」を書いていきます。

 

1つ目「東北大学」です。

個別試験の配点は英語250点、数学250点、理科250点、面接250点です。

面接はいくつかの部屋をめぐるMMI(マルチミニインタビュー)形式なので、矛盾がない回答をしっかり準備しておいてください。

 英語は長文2題、会話1題、英訳1題です。英作の問題は特徴的です。英語で説明するような内容ですので対策は必要です。

数学は標準よりやや難です。6題出題されます。基礎問題から応用問題まで幅広く出題され、採点も厳しいので答案作成力と丁寧な答案が求められます。

理科ですが、物理は近年は標準レベルになりつつあります。力学と電磁気は毎年出題されています。

化学は有機の構造決定が毎年難しく、過去問をしっかりやりましょう。また、天然有機や高分子化合物も出題されますので幅広く対策が必要です。

生物は知識問題と考察問題がバランスよく出題されます。知識問題は簡単そうで意外に難しいものまで出てきます。

 

 

2つ目「筑波大学」です。

個別試験の配点は英語300点、数学300点、理科300点、面接500点(適性試験含む)になります。2019年度入試から適性試験が始まり面接点含め500点になりました。

適正試験ですが、日本語の短文作成なので、そこまできにする必要はありませんが問題数は多いので時間を気にしてやってください。

 

2次試験の問題は標準ですので、基礎力をつけて過去問をやれば問題はありません。

英語は、長文2題英作1題です。基礎的な内容なのでケアレスミスにご注意です。

 

数学は数Ⅲの問題の計算がめんどくさいのでしっかり見直しながら合わせましょう。

 

理科は基礎問題が多いです。物理ではたまに原子物理が出題されるので対策はしておきましょう。生物でたまに長い論述問題が出題されますので論述対策は手を抜かずにいきましょう。

 

以上!ではまた次回に。