私立大学 医学部医学科
国公立大学の医学部医学科の話が続きましたのでブレイクで私立大学の医学部の話を今回は書きます。
私立大学は15年前よりどの大学もレベルは上がってきてています。あまり大学名を出したくはないですが、帝京大学の医学部は昔は入りやすい医学部で有名でしたが、最近はなかなか合格しにくくなってきています。数年前に学費が安くなり(と言っても他の私立大学と同じくらいですが…)受験しやすくなって倍率、レベルともに上がってきました。
東邦大学も学費を下げたことでレベルも上がってきています。
私立大学は学費を下げることで受験者が増えてレベルも上がっていきます。国公立大学にはない変動です。
最近では東北医科薬科大学や国際医療福祉大学など新設の医科大学もできて少し私立大学の情勢も変わってきています。
新設の2大学は学費も安く人気があります。(東北医科薬科大学は条件がありますが)
この2大学が参入したことで入試日程が変更したり補欠の繰上げが回るスピードが変更してきたりも起こっています。
私立大学を受験する上でレベルや問題の相性も大事ですが、受験日程をどう組んでいくのかが合格を勝ち取る重要なポイントになります。
日程が重複する大学が多いとそれだけ医学部の志望者が分散しやすくなるので競争率も下がります。ただ被るだけではなくてレベル大学の所在地もよく見てどこが重複しているかを見極める必要があります。
如何に1次試験を突破して2次試験に進む確率を上げるかを考えましょう!受験しようと思えば10以上の大学を受験できますが、たくさん受ければ受かるというものでもありません。
力を出し切れる日程で可能性のある大学を選定することが合格への近道でもあります。
8月にはほぼ全部の私立大学の日程が出揃うのでよく日程を見てみてください。
今回はここまで。ではまた次回。