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英数理2 大学の特徴14

今回は四国の最後「高知大学」を書いていきたいと思います。10年ぐらい前は総合問題、その後、数学、理科2→現在はスタンダードな英数理2となっています。

 

総合問題の時は過去問以外対策するものがなかったのですが、最近はスタンダードになったので対策はしやすくなったと思います。

 

個別試験の配点ですが英語300点、数学300点、理科300点、面接100点です。

 

英語は120分で長文読解が3題と日本語の質問に英語で答える問題が1題です。2年前は文法と語彙の問題が大問1題分出題されていました。

問題の難易度は標準レベルです。

 

数学は120分で大問4題です。1題30分使える計算ですね。積分法は毎年出題されています。数列もよく出題されています。証明問題もあるので記述量が多くなります。

 

理科は2科目で120分です。

物理は大問3題で論述形式ですね。国公立大学の数学のように計算過程を書くことが基本となる解答形式なので、国公立大学の物理としては珍しい形式です。

大問1は例年力学から、大問3は電磁気から、そして大問2は波動、熱力学のいずれかから出題されています。

 

化学は大問6題です。実験手順の持つ意味や化学物質の性質の説明といった論述問題は、毎年必ず出されています。全体的な論述量が多いため、時間的な余裕はありません。

 

生物は大問4題です。解答は記号問題、語句問題、論述問題と大学入試生物として一般的な形式です。6、7の論述問題が出題されるので時間がタイトです。高知大学医学部の生物では細胞小器官、特にミトコンドリア葉緑体が多く出題されています。

 

面接は高知大学特有の家庭医道場などのことをしっかり答えることが重要です。

 

以上!ではまた次回に。