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倍率? 高い?低い?2

前回は北陸新幹線が開通して倍率が上がったお話をしましたが、一般的に医学部医学科において倍率が大きく変動する要因として3つあります。

 

1つ目「隔年現象」

2つ目「受験科目等の変更」

3つ目「定員の変更」

 

この3つが大きく変動する要因と言われています。

 

1つ目の「隔年現象」これは昨年極端に倍率が下がったところは次年度の受験は危険な匂いがします。受験業界にいる人や毎年進路に関わっている先生などは数年の動向を知っていますが、現役生は倍率などはあまり見てないものです。ましてや第一志望ではなく第二、第三志望の大学ではなおさら。

自分のセンターの点数と倍率だけ見て出願大学を決める!1番危険です!

「倍率が下がったとこは次の年度は上がる可能性大!覚えおいてください。」反対に極端に上がったところは狙い目になる可能性も出てきますね。

 

2つ目の「受験科目の変更」これは科目負担が増えるのか減るのかで変わってきます。2次科目が英語、数学、理科(2科目)これがスタンダードですがこれが英語、数学だけになると受験生とくに現役生で理科まで回ってない人は飛びつく傾向にあります。

受験科目の変更点には注意して見ておきましょう!

 

3つ目「定員の変更」ですがこれは2段階選抜の倍率の変更なども含んで思っていてください。

定員で考えてみると、50名の定員が55名に増えると受験生は集まりやすくなります。5名増えても合格できる可能性が劇的に増えるわけではありませんが、入りやすいと思ってします心理が働きます。

2段階選抜の変更は簡単に言うと「足切」です。センターの点数で受験票が来るかこないかがまず2次試験の前に判別されてしまう。ということは…2段階選抜が厳しくなれば受験生は敬遠します。そうすると倍率は…

 

そう劇的に下がります。極端に下がってしまうことがあります。2013年度入試の福井大学がそうでした。

 

以上!倍率が変動する大きな要因でした。