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英数理2 大学の特徴 1

英数理2の大学はスタンダードなので、北から順に書いていこうと思います。

 

今回は「北海道大学」と「札幌医科大学」を書いていきたいと思います。

 

まず、1つ目の「北海道大学」ですが、個人的な感覚として旧帝大の中で1番合格を獲得しやすい大学だと思います。

配点は、英語150点、数学150点、理科150点、面接75点です。

英語は90分で4題出題されます。読解2題、英作1題、要約1題です。英文は難しくないのですが、時間がタイトですので、慣れと時間配分を考えましょう。

数学は大問5問出題されますが、標準レベルの問題ですが、医学部医学科は4問は完答したいところです。

 理科は2科目で150分です。どれも穴埋め問題が多く特に化学は難易度は高くないが詰まってしまうと時間が足りなくなるので基礎知識を早く正確に答える能力が求められます。

 

2つ目「札幌医科大学」です。まず、配点は英語200点、数学200点、理科200点、面接100点です。問題の特徴の前にここは「一般枠」と「北海道医療枠」があります。一般枠は定員20名、北海道医療枠の定員は55名です。年度によって倍率が違いますので、安易に定員が多いから「北海道医療枠」が合格しやすいわけではありません。

英語は大問が3題です。長文が2題で英作が1題です。長文は単語や文法が難しく読みにくいですので他大学の長文を読んだりして長文を早く読む練習をしてください。

数学は大問が4題でそのうち1問が小問集合です。小問集合は確実に取りたいところです。

理科は120分で2科目です。

物理、生物は難問も出題されます。そこにとらわれすぎず、解ける問題を確実に解きましょう。

化学は基礎問題が増えてきています。また、論述問題が多いのでわかりやすく簡潔に書ける練習してください。

 

以上!本日はここまで。ではまた次回!

英数国理の大学の特徴 2

前回は「東大理Ⅲ」と「京大医学部医学科」を書きましたので今回は、残りの2つを書いていきます。

1つ目「山形大学」は2011年度入試から英語と国語が入試科目として追加されました。

2次試験の配点は英語100点、数学200点、国語100点、理科200点と2019年度から面接点が100点と点数化された。

国語のレベルとしては標準レベル。100字程度の論述はがあるので慣れておきたい。

物理は近年は難化傾向である。化学は時間がタイトで計算問題が多い。生物は最近は標準レベルになってきたが、論述量が多く高得点は難しいかも。

数学は合否が分かれる重要な科目。他学部共通問題は標準レベルだが、医学部の専用の大問は比較的難しくこれが合否を分けてくる。

 

2つ目「名古屋大学」 2次試験の配点は英語500点、数学500点、理科500点、国語150点です面接は点数化されていません。

 

全問題理系他学部と共通問題のため、高得点をどの科目も取っていかないといけません。数学は大問4題出題され、誘導は丁寧です。そのため医学部合格者は全問正解者が多いですので、落とせません。

物理は力学が中心に出題されていて、癖が強い問題がありますので過去問は必ず見ましょう。

ただ医学部は7割は欲しいところです。

 

以上!ざっと説明しました。ではまた次回!

英数国理の大学の特徴 1

2次試験に英数国理がある大学の特徴を今回は書いていきます。4大学あります。

1つ目「東大理Ⅲ」2つ目「京大医学部医学科」3つ目「名古屋大医学部医学科」4つ目「山形大学医学部医学科」

 

まず1つ目「東大理Ⅲ」です。言わずと知れた日本の医学部の最高峰です。東大の国語は現代文、古文、漢文です。古文漢文で点数を取らないと現代文で深みにはまる可能性があるので注意してください。解く順番のお勧めは古文→漢文→現代文です。

東大は1日目国語→数学、2日目理科→英語

の準備なので国語を乗り切ることが最初の山場になります。国語で差は大きくつきませんが、大きな失敗も許されません。

 

数学はここ3、4年は難易度が昔ほど難しくないので落ち着いて高得点を狙いたいとこです。理科も理Ⅲを考えるなら落とせないです。

 

最難関なので対策もしっかりしておかないと厳しいですね。

 

次に2つ目「京都大学医学部医学科」ですね。ここの国語は現代文、古文になります。

京都大学の国語は現代文も古文も記述量が多いので慣れておかないと答案作成に時間がかかります。過去問を中心に慣れておく必要があります。

英語は下線部和訳が鍵になりますし、近年は英作、自由英作文も入ってきていますので、対策は必須です。

 

数学は大問6題出てきます。また、小問がないため誘導無しで1題を自力で解ききる構想力と粘り強さを求めており、答えを導く過程がしっかり書かないと点数がもらえません。

 

理科は比較的解きやすく2019年度化学は近年稀にみる易しさでした。ただ、この傾向が来年も続くとは思えませんので軽視せず対策をしましょう!

 

以上!次回は名古屋大と山形大について書きます。ではまた!

 

数学・理科2科目の大学の特徴

前回は英語、数学、理科1科目の大学を紹介しました。今回は、数学・理科2科目の大学の特徴を書いていきます。

 

数学・理科2科目の大学は「群馬大学」です。

まず、理科2科目といっても物理・化学と指定がありますから生物選択者は受験ができませんのでご注意くださいね。

 

 

2次試験の配点は数学150点、理科150点 、小論文150点です。英語がないので何も知らず英語が苦手な方が志望をするのですが…

この小論文が英語の小論文なので英語は捨てきれないのです!

 

数学と理科が得意な受験生が集まりやすいので、2次力は必須です。問題も決して優しくないので数学の思考方の問題が苦手な方はあまりお勧めはできない大学です。

また、化学、物理の問題数が多く、試験時間が

短いので早く正確に解く必要があります。

化学は有機化学、高分子を重点的にやりこむ必要があります。

 

小論文の英語は難しくはありません。時間もそれなりにありますのでしっかり精読できるように練習すれば大丈夫です。

 

少し前に大学病院で不祥事があった時他学部なら受けたがらず倍率が下がるのですが、医学部は昔から不祥事がある大学に集まってきます。その時も結局倍率は下がらず、逆に上がったのです。

 

群馬大学は関東の医学部志望から狙われやすいのでセンターの平均点が下がったときは倍率が上がる可能性が高いので注意して出願してください。

 

以上!また次回に!

英語・数学・理科1大学の特徴

今回は英語・数学・理科1の国公立大学は、公立の奈良県立医科大学のみになります。

 

理科が1科目どうしてもできない場合は英数の大学5つか奈良県立医科大学を選択するしかなくなります。

 

選択肢は減らさずいきたいですね。

では奈良県立医科大学のお話をしましょう。

前期の定員は22名しかありません。2次試験の配点は英語150点数学150点理科150点です。面接はありますが、点数化されていません。

 

定員が22名しかないのは狙いにくいですね。2次試験の特徴としては、試験時間が3時間でその中で自由に英語、数学、理科を解くことができることです。普通に考えたら各科目1時間で解くのですが、得意不得意もありますので、臨機応変にしないと時間が足りなくなってしまいます。

 

理科は当日、物理、化学、生物から選ぶことができますが、その場で迷ってしまうと時間をロスしてしまいます。予め解く科目を決めておくことをお勧めします。

因みに物理は満点が狙えるが1つ間違えるとマイナス点も大きいです。

化学は満点は厳しい科目ですが1つのミスが大きく響くわけではないです。

生物も化学と同じように1つのミスが大きく響くわけではありませんが、論述が入ってくると時間がタイトになってきます。

 

過去問を解いて事前に自分が何を解くか、時間配分をどうするかを決めておくといいでしょう。

 

奈良県立医科大学は推薦で38名、後期で53名と前期が1番定員が少ない珍しい大学です。

推薦の問題と前期の問題は似ていますが、後期は激ムズですのですし後期の合格者の6割が前期に京都大学の医学部医学科を受験していますので後期の受験生のレベルは全国屈指です。

 

以上!ではまた次回。

英語・数学2科目大学の特徴2

前回は「旭川医科大学」と「弘前大学」、「秋田大学」について書きましたので残りの3大学について書きたいと思います。

 

まずは1つ目「徳島大学」ですね。ここはセンター900:400(英語・数学)の最近では少なくなったセンター重視型の大学です。面接点はありません。センター取れたら出願したくなりますよね?

 

考えることはみんな一緒です!特にセンターの平均点が上がった時は危険です!自分だけが取れている気になってみんな出願するので、倍率が上がります。高い時でセンター87%で足切りにあって受験票が来なかったこともあります。

思っている以上に採点が厳しいのでセンターよりも2次試験で差がつく大学です。安易にセンター取れたからと出願しないように気をつけて下さいね。

 

2つ目「島根大学」です。ここは英語200点数学200点面接60点の大学ですね。

センターはあまり高くないですが面接点60点とちょっと曲者で「旭川医科大学」と同じで5点から60点と幅広く点数がつけられるので面接対策が重要です。

 

なぜ島根県なのか?島根大学なのか?将来残るのか?合格しそうな受験生は突っ込んで聞かれます。センターが悪くて合格可能性が低い受験生は結構あっさり聞かれて終わりです。

数学は近年優しくなってきているのでケアレスミスをしない対策をしておく必要があります。

 

最後は3つ目「宮崎大学」です。ここは英語300点数学300点面接は点数化はされません。

英語が2018 年まで英作のオンパレードでしたが今年から少し傾向が変わりました。ただ、来年は戻る可能性もあるので、英作の対策はしておいた方がいいでしょう。

数学はそこまで難しくはないので英語が心配な方は数学は絶対に落とせません。ただ、2019年度入試で倍率が上がったので今年は狙い目でもあります。狙い目かもしれませんね。

 

以上!2回に分けて英語・数学2科目の医学部について書きました。では、また次回!

 

英語・数学2科目大学の特徴 1

受験科目が英語と数学2科目の国公立大学医学部医学科は全国で6大学ありますが、それぞれ特徴があります。

旭川医科大学弘前大学秋田大学徳島大学島根大学宮崎大学が英語と数学2科目の国公立大学です。

 

今回は「旭川医科大学」と「弘前大学」「秋田大学」を書いていきます。

 

1つ目の「旭川医科大学」ですが、2次試験の配点は、英語100点、数学100点、討論150点です。

単科の医科大学ですから一般的に知られているように問題は難しいですね。英語も数学もだいたい毎年、開示結果を見ていますが、合格者の平均は5割ぐらいです。では何で決まるかというと150点の配点がある討論です!

 

討論の点数が15点〜146点まで開示結果で確認したことがあります。

 

討論は文章を読んで5名程のグループで話し合う形式です。毎年の題材は社会問題系の文章が出題されています。新聞かニュースを毎日見ていれば知っている内容が多いです。その内容を話し合います。話せば点数がもらえるわけでもありません。他の人の意見も聞きながら論点をずらさずに話し合っていけるかが重要です。

 

2つ目「弘前大学」です。配点は英語300点、数学300点、面接300点です。

英語と数学は優しいので8割弱は欲しいところです。面接は厳しいので対策は必須です。地元以外でもしっかり合格者は出ていますので「弘前大学なのか」をしっかり考えて答えることが重要です。「センターで…」は面接官もわかっているのでそこは言う必要はありません。なぜ、弘前大学を選んだのか?を考えておいてください。

 

3つ目「秋田大学」ですが、配点は英語100点、数学100点、面接200点

英語、数学のレベルは標準レベルの問題です。面接は200点もありますが段階評価とされています。2012年に0点扱いされてニュースににもなりました。

最近はあまり聞きませんが、そんなことがありました。地元優先というわけではない判断基準ですが、しっかり秋田県秋田大学を調べて自分がなりたい医師像と大学の特徴がマッチすれば問題はありません。

 

以上!次回は残りを書きます。ではまた。